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定年退職後に新たに農業を始める方が増えているのはなぜ?

はじめまして。僕は26歳の時に個人事業主として独立し農業を始めた者です。
これから就農を目指す方を対象に、農業を始める際に役立つ情報を発信していきたいと思います。
 
農家としてこれからの人生を歩んでいく!と決めた僕は、新聞やニュース等で農業に関する情報にキャッチする事を心掛けています。
そこで得る情報はマイナス面が多く、農業後継者不足、TPP問題、補助金等の縮小など、とてもこれから農業を始めたいという考えになるには無理な様に感じてしまいます。しかし、そんな中でも出荷できないキズ物の野菜を使って商品開発をしたり、グリーンツーリズムで農業体験を企画したりと思考錯誤して農業振興に取り組んでいる地域、団体が多数存在しています。僕もこれから農業を営んでいく者として、少しでも農業の良さを知ってもらいたいと考えております。
 
さて、つい最近ですがテレビのニュース番組の特集で「田舎で農業がしたい!」という内容で、夫の定年退職を機に都会から田舎に移り住んだ60代の夫婦が、満面の笑みで農作業をしている姿が流れている映像を拝見しました。「この歳ですげーなぁ~」と感心して見ているうちに、ふと「これは農業振興に一役買えるかも!」と思い、僕なりに色々と調べたところ定年退職後に農業を始める人が徐々に増え続けているという事で記事にしてみました。
 
農業人口の6割は65歳以上の高齢者
 
最近の農業は高齢化が進み農業は衰退していく!という情報をよく耳にします。実際の農業人口の割合は65歳以上の高齢者が6割を占めているのが現状です。さらに、新たに農業を始めようとする人が年間約5万人います、がそのうちの約半数の2万2千人が60歳以上の人だという統計も出ております。これをどう思うかは個人の自由ですが、僕は今の農業には会社を定年退職した方が参入しやすい環境が整っている!と言えます。
 
定年退職者が参入しやすい理由とは?
 
農業をするのに難しい知識はさほど必要としません。もちろん農業を生活の基盤としていくには細かな知識は必要になるかもしれませんが、一線を退いて無理無く農業を続けていく分には問題ありません。というのも、作物の育て方は本屋に売っていますので、その通りにやればまず失敗はしないでしょう。だから作物をしっかり管理する時間さえあれば誰にでも農業が出来るのです
また、事業をする際には少なからずお金が必要になる事は誰もが知っている事だと思います。農業だって事業ですから始めるにはお金=資金が必要です。そして定年退職者には老後のためにしてきた貯金や退職金、そして毎月振り込まれてくる年金があります。時間もあればまだ体力もありますから農業を始めるにはピッタリなのです。
 
健康願望からくる田舎での就農
 
定年後に農業を始める方の多くは健康でいたいという思いから始められる方が多いです。4年前に関東から私の住む町に移住してきて農業を始めた39歳の男性が居ます。彼は20年間とある大手証券会社に勤めていて結構な給料を貰っていたようですが、生活も食事も不規則だったと聞きました。遅くまで仕事をしているにうえに上司に怒られ、仕事が終わっても上司や先輩との酒飲みの毎日で若いうちならまだしも、「このままでは精神的にも肉体的にも持たないな。」と思っていたそうです。そこで、会社を辞めて田舎でキレイな空気を吸いながらのんびりと農業がしたいと移住してきました。ちなみに彼は、45歳未満だったためうちの地域の新規就農補助事業に当てはまり、月5万円の研修費(1年間)+家賃、農地賃借料の80%補助(3年間)を貰いながら、農作業に励んでいます。
 
初めての収穫で得る感動
 
またしても39歳の男性を話に出しますが、彼がはじめに作った野菜はトマト、ナス、キュウリなどの夏物野菜でした。実りの時期を迎え収穫した野菜を僕のところに持ってきてくれました。「ありがとうござ。。。」と感謝を言う前に「すごいよ!何て言っていいかわからないけど、本当に採れたよ!」と目をキラキラさせて興奮気味に話してきました。僕も初めての収穫の時は本当に嬉しくて、同じように家族に話していたのを覚えています。その後は忙しくてその感動を忘れてしまいましたが。。 
このように、僕の地域ではコミュニケーションの一つとして、採れたばかりの野菜をご近所に配ったりする事は当たり前になっています。その度に「今年も忙しい時期が始まるね~」「働き過ぎて倒れんなよ~」などと声をかけてもらえる訳です。特に農家でもなく、家庭菜園もしていない方へ配った時はとても喜んで頂けるので是非差し上げてみてください。
 
最低限の生活は確保する
 
最後に農業だけでなく、生きていく上で必要なのは最低限の生活は確保する事ですよね。衣食住に加えて何かあった時のために貯蓄は残して必要です。農業を始めたら退職金や今まで貯めていたお金を使い込んでパーになっちゃった。。。(;´д`)トホホ… なんて事にならないように気を付けて下さいね。まぁ、その為にも事業計画などはきちんと立てる必要がありますが、その話は改めて記事にしますので楽しみにしていてください。ではまた!最後まで読んで頂きありがとうございます。

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