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農協から離れる農家が増加している?手数料が高い?メリットとデメリットは?

僕も農業をして3年目に入りますが、収穫した野菜はほぼ農協に出荷しています。
中には農協とは別に出荷している方もいらっしゃいますが、農協と取引する事でどんなメリット、デメリットがあるのかを記事にしてみました。

農協出荷・取引と個人販売のメリット、デメリット

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こうして、表を見比べてみると農協と取引した場合のメリットは数多くあるように感じます。では、なぜ農協との取引から離れていくのかを簡単に説明していきます。

価格の問題
 
第一に挙げられるのが価格の問題です。スーパーで298円/1パックで売られているミニトマトがありますが、その場合、生産者は180~190円くらいで農協へ出荷しています。
これは生産者から消費者に渡るまでに複数の業者を経由していて、その中で業者の利益を上乗せして販売している為にスーパーなどではこういった価格がつくのです。
※流通に関しては、後日詳しく説明しますので今回は簡単に説明しました。
もしも、自分が出荷した野菜が100円も高く売れるなら「自分で売った方がいい!」となりますよね。
 
 
手数料の問題
 
農家が農協への出荷を懸念する理由として、挙げられるのが出荷する際の手数料の問題です。僕の場合ですと農協に出荷した際にかかる手数料は販売金額(税込)の約12%ですので、仮に1度の出荷で販売金額が30万だった場合は36,000円の手数料が取られるという事です。という事は、年間に1,000万分の野菜を販売した農家さんがいるとするならば120万もの手数料を支払っている事になります。その他に梱包資材やら出荷運賃等を混ぜると約17%は販売金額から控除されることになりますから、手数料だけでも相当かかりますね。
 
 
ソフトの普及で書類作成も簡単に!
 
農協に出荷した場合は販売明細書というものを1週間ごとに集計して渡してくれますが、個人で販売した場合には売上管理などは自分でしなくてはなりませんよね。
パソコンが普及する前なら書類作成は大変だったかもしれませんが、最近ではパソコンが使えるのが当たり前になり、ソフトなどを使えば書類作成や売上管理などは容易に出来るようになりました。また、Excelのテンプレートでも無料でダウンロード出来ますから、売上管理などが簡単になりました。
 
最後になりますが、僕個人の意見としては農業を始めたばかりの人は農協と取引する事をお勧めします。理由は農業を始めてすぐの人は知識や経験も無ければ実績もありません。
その中で「私が作ったミニトマトを買って下さい!」と言っても、そこに需要があるとは思いませんね。なので、農協を通して部会に入って知識、経験を積み、結果を出してから個人で販売すると方法をとるのが無難だと僕は考えます。
また、個人で販売する場合にはそれなりの責任もついてきますので、あらゆるリスクを想定して下準備をした上で個人販売を始めた方がよいでしょう。
尚、今回は農協から離れる農家が増えている!として記事を書きましたが「もちろん農協と取引してはがダメだ!」と言っている訳ではありませんので誤解しない様にお願い致します。ではまた!

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