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作物に応じて農地を選ぶ!畑の環境は適切か?

前回は水についての記事を書きましたが、今回は土についての記事を書いていきますね。
畑を選ぶ際に土の状態はすごく重要になってきますが、まず第一に家から近い圃場を選ぶのがいいと思いますよ。作業性の事もありますが、すぐに作物の状態を見に行けますからね。
 
日光は十分当たるか?
 
まず、考えて欲しいのが太陽の光が十分に当たるかどうかです。
なぜなら植物が生長するためには、肥料が必要になってきますがそれらを上手く吸収するためには光合成をしなくてはなりません。光合成は水+二酸化炭素+光が必要になりますから、太陽の光が十分に当たらない環境では、植物が健全に育たなくなってしまいます。また、光合成は午前中に活発に行いますので、最低でも午前中は日が当たる環境で育てる事が重要です。
 
風通しはどうか?
 
特にビニールハウス栽培を行う場合には、風通しなどの通気性にも気を配る必要があります。
と言うのも、真夏の環境ではビニールハウスの中が35度以上になる事はよくあります。植物も人と同じで過酷な暑さの中では、水や肥料の吸収が上手に行われず順調に成長する事が難しくなりますし、風通しが悪いと病気にかかる確率も高くなりますので、風通しが良い環境を選ぶ事が大事です。実際に収穫してても、ハウスの前後と真ん中を比べると、風通しが良いハウスの前後の方がアスパラ、ミニトマト共に多く収穫できますし。
 
大きい石ころは埋まっていないか?
 
特にビニールハウスで作物を作ろうと考えている方は、大きい石が埋まっていないかを確認しておいた方が良いでしょう。というのも、パイプはある程度の深さまで差し込まないと強度が弱くなり、強風で飛ばされてしまう可能性がありますので、岩が邪魔してパイプが差し込めないなんて事になったら、岩を掘り起こすしかありません。僕の知人もハウスを建てる場所がこんな状況でしたので、重機で岩を掘り起こしてハウスを建てたそうですが、かなり大変だったようです。
また、トラクターなどで耕起する場合にも、石がゴロゴロあるとロータリーの刃がすぐダメになってしまいますしね。
僕は毎年ビニールハウスを建てる仕事を請け負っていますが、川沿いや山際にハウスを建てる様な時は、必ずと言っていいほど岩が埋まっている場合が多いので要注意です。
 
選ぶ畑の前作はなにか?
 
毎年、同じ場所に同じ野菜(あるいは同じ科の野菜)を栽培すると障害が起きる場合があります。これを連作障害と言うのですが、野菜を冒す病原菌や有害線虫が多くなったり、土壌の中の養分が不足したりと野菜の生育が悪くなります。僕が作っているミニトマトやアスパラも連作障害が起きるので、ミニトマトは接ぎ木苗を購入し、アスパラは土壌消毒をした上で苗を植えるようにしています。なので、その畑では前作は何を作っていたのかをしっかりと調べる必要がありますね。
 
隣の畑では何を作っているの?
 
隣の畑で何を作っているのかをある程度知っておいた方がいいと思います。
それは、隣の畑で発生した害虫が自分の栽培する作物にまで影響を及ぼす可能性があるからです。例えばアスパラをはじめる場合、隣の畑でネギを作っているとネギアザミウマという害虫がアスパラにも寄ってきてしまいますので、消毒をまめに行う必要が出てきます。また、隣の畑の持ち主が草刈りも消毒もしないで、雑草が伸び放題になっている場合も害虫が多く発生しますので注意が必要です。
逆にコンパニオンプランツといって、相性が良い作物もあったりますのでそこは是非調べてみてください。
 
なるべく人が見える場所にしよう
 
これは実際にあった話ですが、僕の知人の農家さんがアスパラを盗まれた事が有りました。
その農家さんが昼寝をしている際にハウス内のアスパラを株ごと引っこ抜いていったそうです。ちょうどその現場を近所の人が目撃していた為、犯人は警官に連れていかれましたが、犯人は県外から山菜を採りに来た高齢者のグループでした。また、僕の隣の地域では毎年ミニトマトが盗まれているそうで、ハウスの入り口に鍵をかけたり、鉄柵を付けたり、あげく夜中に見回りまでしている始末です。
そんな事からも、なるべく人目につく場所を選んだほうがいいと思いますね。ではまた!

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