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青年就農給付金の準備型なら給料を貰いながら農業を学べる!

僕は2年前からミニトマト栽培を始めましたが、当時はミニトマト栽培に関する知識・経験もありませんでしたし、資金も全くありませんでした。
そこで、普及所の方へ相談に行った際に給料も貰いながら研修を行える方法を知り、約8ヶ月間ミニトマト農家さんへ研修に行きました。僕にとってはミニトマト栽培に関しての知識や経験が得られましたし、その間にある程度の資金を貯める事ができたのでとても良い制度だと感じました。
そこで、今回は研修を行いながら給料が貰えるという制度についてご紹介したいと思います。
 
青年就農給付金について
 
青年就農給付金とは当時の民主党政権が打ち出した政策で、平成24年度から実行された制度ですね。青年給付金には準備型と経営開始型の2種類がありまして、準備型は農業を始めたい人が農業法人や先進農家で研修を受ける際に、生活資金として150万を最大で2年間給付する制度。対して経営開始型は就農してから最大で5年間は150万を給付する制度です。これらをうまく利用すれば最大で7年間で最大1,050万を受給する事が出来る訳です。では、今回は準備型について説明していきますね。
 
準備型を受給するには
 
準備型を受給するにはいくつかの要件が有ります。主な要件は以下の通りです。
①就農予定時の年齢が45歳未満であること
②独立・自営就農、雇用就農、親元就農を目指すこと
③研修計画が基準に適合していること
④常勤の雇用契約を締結していないこと
⑤生活保護などの生活費を支給する国の他の事業と重複受給していないこと
⑥一農ネットに加入すること
などがありますが、この中で親元就農を目指す方は研修先の選択に関しては注意が必要です。理由としては、親元での研修は認められない(3親等以内の方への研修はダメ)ので他の先進農家へ研修に行かなくてはありません。また、研修終了後5年以内に経営を継承できなかった場合などは給付金を返金しなければいけません。詳しくは農林水産省のホームページをご覧ください↓
"http://www.maff.go.jp/j/new_farmer/n_syunou/roudou.html"
 
どんな所で研修できるの?
 
準備型を受給するにも研修先が必要になります。福島県で認められている研修先は以下の様なところがあります。
a.福島県農業総合センター農業短期大学校農学部
b.福島県農業総合センター果樹研究所(講習生)
c.先進農家又は先進農業法人
となっています。特にcの研修先については指導農業士、「うつくしまふくしま農業法人協会」に加入する農業生産法人、市町村が認めた認定農業者、のいずれかに当てはまらなくてはなりませんし、農業専従者が2名以上、過去10年以内に新規就農者等の受け入れ研修実績があることなどが条件となります。
 
申請はどこにするの?
 
準備型は経営開始型とは異なり、申請窓口は都道府県か青年農業者等育成センターとなっています。僕の知り合いの方は先進農家での研修を行い、畝陰線就農給付金の準備型を受給しましたが、その際の申請窓口は福島県農業振興公社青年農業者等育成センターだったそうです。また、都道府県が認めた研修機関でも研修を行う場合は、その研修機関へ申請手続きを行う必要があります。申請に必要な書類としては、「研修実施計画書」「誓約書」「確認書」「履歴書」「個人情報の取り扱い同意書」などがありますので、詳しくは青年農業者等育成センターに確認してみたほうがいいですね。
 
研修をしっかり行っているか?
 
申請し研修が始まったら、半年に1回は研修状況報告書を提出しなくてはいけません。当初の研修計画に沿って研修を行っているかどうか?の確認が行われます。また、県の担当者や普及所員が立ち会って研修がしっかり行われているかどうか現地での聞き取り調査なども行われる訳です。そして、研修終了後もしっかりと就農しているかどうか?確認が入ります。
この際に書類を提出していなかったり、しっかりとした研修や農業経営をしていない場合は県の担当者などから指摘が入り、最悪の場合は給付金の返還を求められる場合が有ります。
 
準備型を受けるメリットは?
 
最後になりますが、準備型には所得制限が有りません。どういう事かと言うと、経営開始型で150万を受給するには前年所得で250万円未満という制限がありますが、準備型に関しては所得の制限が無いので、要件を満たせば150万を受給する事が出来ます。準備型の要件のひとつとして年間1,200時間以上の研修時間を必要とします。1,200時間と言うと1日あたりの研修時間を8時間とした場合は150日間研修すればいいので、他の時間はアルバイトなどに充てて資金を貯める事も可能になります。
ただし、研修先において研修計画にあった必要な技能など習得する事が前提となりますから、時間だけを満たせばいいという話ではありませんので!ではまた!

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