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前回の記事では青年就農給付金の準備型についての記事を書きましたが、今回は経営開始型について説明していきますね。
この経営開始型は僕も受給しているので、就農形態が以下の様な方は是非参考にしてみてください!
・親と同居していて、両親が専業農家
・親とは別に農業経営しようと考えている

準備型と何が違うのか

青年就農給付金の準備型は将来的に農業に従事する事を前提に、「研修」を行う方が対象になりますが、経営開始型は実際に独立・自営就農して実際に「経営」されている方を対象にした制度になります。この制度の目的としては、農業を始めた方の収入が安定するまでは5年を限度に150万を給付することになっており、収入が安定していると定める目安として所得が250万以上という基準がある訳です。ちなみに所得が250万を超える場合は給付が停止になります。

経営開始型はどんな人が受給できるの?

経営開始型は基本的には受給する方が主体となります。と言うのも以下の内容については原則、受給者の名義で行う必要があります。
※親元就農、複数人が共同での農業生産法人の立ち上げ、夫婦での就農に関してはスル―します。

①農地、機械の取得
②売上や経費の支出などを管理する通帳、帳簿
③生産物の出荷や農業資材の購入
となります。

実際に僕も上記の項目については自分名義で全て行っています。上記の要件を満たす証明が必要になりますが、①は「農用地利用集積計画書」「機械購入時の領収書」、②は「本人名義の通帳」、「帳簿」③は「出荷明細書」「農業資材購入の際の領収書」のコピーが必要になります。
また、経営開始型を受給するに一番重要になってくるのが「人・農地プランが位置づけされている、もしくは見込みがある」事が絶対条件になってきます。ちなみに僕の部落は「人・農地プランに位置づけされている」ので給付金の受給が可能な訳です。ただし、「人・農地プラン」を作成するには時間と手間が掛かりますし、部落、役場の担当書の協力が必要不可欠になります。「人・農地プラン」の作成についての記事はかなり長くなりますのでまた別に紹介します。

どこで申請や相談をするの?

準備型と違い経営開始型の申請手続きは市町村が担当となります。そこで、全ての要件に当てはまっているかどうかの確認や申請者の面談を行い、適切だと認められた場合に申請に至るわけです。ちなみに、僕の場合はまずは普及所に相談したわけですが、残念なことに当時の担当者がこの制度に取り組むのが初めてという事もあり、全然話が進みませんでしたので直接役場の担当者に相談にいきました。当時の役場の担当者は丁寧でこれからの流れを手順良く教えてくれましたので、無事に就農1年目から給付金を受給する事が出来ました。
また、申請に必要な書類は役場の方が教えてくれますが、受給が確定した後も半年に一度、就農状況報告書や作業日誌(作業内容と作業時間を記入)などを提出する必要があります。

所得が250万未満

始めに説明しましたが、経営開始型は準備型とは異なり前年所得が250万未満という制限があります。これは農業所得だけでなく冬場のアルバイトなどで得た給料も含めた所得になりますが、給付金150万を除いた上での所得が250万未満ということになりますので、給付金を満額の150万受給した場合は所得が400万未満ならOKということですね。
ただし、以下の事に注意しなければなりません↓

kakuteishinnkoku.png
 
上記の図で示しましたが、あくまで所得金額に対しての制限となりますので、社会保険料や生命保険料を差し引いた額ではありません。この件については市の担当者と面談した際に実際に言われた事なので間違いないと思います。
また、確定申告は1月1日~12月31日までを課税期間となっており、年度ではなく年で区切っています。なので、仮に給付金150万を2回に分けて75万ずつ受給した場合(2013年9月と2014年3月)は、2013年分の確定申告には75万しか入らない為、250万未満+75万で325万未満の所得でなければなりませんので注意が必要です。
まぁ、経営開始型を受給する為に必要な書類の準備も始めは面倒ですが、一度申請してしまえば後は特別難しい手続き等はありません。一番の問題はやはり受給要件を満たしているかどうかになります。自分では要件を満たしていると思っていても、役所に確認したらダメだったという話も聞きますので、不安な方は是非役所の担当者に相談した方が良さそうですね。ではまた!

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