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ビニールハウスがあれば雪が降っても年間を通して農業は出来る!

今年は雪があまり降らないので、除雪をする手間が省けてヒジョーに楽な生活をしています。
というのも、僕が住んでいる会津地方というのは豪雪地帯でして、毎年12月上旬~3月下旬までは雪が降り、ひどい時には車が覆い被さるくらいまで降る場合もあります。おまけに外の気温は氷点下です!そんな状況でも外で働いている人達を見ると本当に感心してしまいます。
今回は冬の過酷な環境でも作物をつくり、冬場の収入を得ている方もいらっしゃいますので記事にして紹介したいと思います。
 
豪雪地帯の農家の現状
 
基本的に会津の農作業期間は4月上旬~11月下旬です。
え!じゃあ農業は8ヶ月しか仕事しなくていいの!?と思った方もいるかもしれませんが、逆に言えば8カ月で1年分の収入を得なくてはいけません。さらに厳しく言えば栽培期間が短い作物や、種を播いてから収穫まで時間が掛かる作物もありますから、8ヶ月間はまるまる収入があるという訳じゃないのです。例をあげるとすれば、みなさんが普段主食として食べているお米なんかは特にそうです。稲作農家は4月から仕事に入りますが収穫期間は9月下旬くらいで、その後にも色々と工程を得て出荷されますのでお金が入るのは10月下旬になるような現状です。それでも農家の皆さんは年間を通して生活できるよう考えながら、収穫期間の異なる作物を栽培したりして農業をしています。
 
農家って冬は暇なの?
 
ハッキリ言ってしまえば暇ですが、それは春から秋までの農業だけで年間を通して生活できるだけの収入がある方の話です。それ以外の方は農業以外の仕事をして冬場に収入を得ている方が大半ですが、冬も野菜や苗を作って販売し、農業で収入を得ている人もいらっしゃいます。ただ大半の人は露地では無く、ビニールハウスなどの施設を利用して野菜を作っています。
そもそも作物が育つ条件として、ある程度の温度が必要になります。冬場はその温度が保てないから作物が育ちにくい環境なのです。だから寒くない環境にしてあげれば作物は育つという訳で冬場はビニールハウスが必要だと言う訳です。勿論それだけで全ての作物が育つという訳ではありませんので、中にはストーブを焚いたり、電熱線を入れて温度を確保しなくてはいけないものもあります。
実際に我が家でも今年から冬場のアスパラを作っていますし、僕と同じ時期に農業を始めた31歳のKさんも冬場のアルバイトを辞め、ハウスの中でホウレンソウを育てて地元の道の駅に出荷しています。ただ、パイプハウスを建てるのにもお金は掛かりますので、お金を掛けたくないと言う方は「ハウスは必要無い!冬期間に雪が降っても作れる野菜があった」という記事を書いていますのでそちらをご覧ください。
 
積雪による倒壊を防ぐ
 
ビニールハウスにも色々種類がありますが、会津地域で広く使用されているハウスは簡易型のタイプが多いです。値段は安いですが、その分強度的にはだいぶ落ちてしまうのです。冬期間も関係なく年中ビニールを張りっぱなしにしておいたら、間違いなく雪でハウスが潰れます!実際に僕はこの目で無残に潰れたハウスの姿を何度も目撃していますので(ノд`@)アイター
なので、これから冬場はハウスで野菜を作る予定をしている方は、ハウスの周りの除雪作業は行うようにしてくださいね。

冬場は競争率が低い
 
Kさんが出荷しているホウレンソウは価格も高値で取引され、毎回完売だそうです。冷静に考えてみれば、僕の地域で冬期間に野菜を作っている人はほぼいませんから、いまの時期に地元で採れた野菜と言うのは消費者の購買意欲があがりますよね。Kさんも「冬場の野菜は案外これからくるかもね!」と言っていましたので、今後に期待ですね。

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