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新規就農者の特権!無利子で最大3,700万の資金が借りれる!

農業を始めるにはお金が必要だと言う話を散々してきました。では、自己資金が少ない方は農業が出来ないのか?と言うとそうではありません。資金が少なければ金融機関などからお金を借り入れれば良いだけの話です。そこで新規就農者だけに対しての貸付制度がありますのでご紹介したいと思います。
 
青年就農等資金について
 
僕もこの制度を活用し農協から資金を借入ました。その際は就農施設等資金という名称だったのですが、平成26年度からは「青年等就農資金」に変わっていましたね。この制度は新規就農者(市町村から就農計画の認定を受けた者)を対象に貸し付けを行う制度で特徴としては無利子で最大3,700万までの借入が可能という新規就農者にとっては大変便利な制度になっております。また、担保や保証人が不要な点も大きな特徴です。そのかわり信用保証協会への申し込みが必要で保証料が発生します。
 
資金は何に使えるの?
 
お金を借りるからにはその用途をハッキリと示さなければなりませんね。では、この制度資金は何を対象に使える事が出来るのか?を説明していきましょう。

① 農地・牧野の改良、造成に必要な資金
② 農地・採草放牧地の賃借権等の取得に必要な資金
③ 果樹の植栽、育成に必要な資金
④ オリーブ・茶・多年生草本・桑・花木の植栽、育成に必要な資金
⑤ 家畜の購入、育成に必要な資金
⑥ 次に掲げる費用の支出に必要な資金
・ 農機具、運搬用機具等の賃借権の取得に必要な資金
・ 創立費、開業費等に計上し得る費用に充てるのに必要な資金
・ 農薬費、肥料費、飼料費等に充てるのに必要な資金
⑦ 次に掲げる施設の改良、造成、取得に必要な資金
・ 農舎、畜舎、農機具及び運搬用機具等
・ 農産物の生産、流通、加工又は販売に必要な施設等

ちなみに僕の場合は、ビニールハウスと選別機の購入する際にこの制度資金を利用しました。
 
制度のメリット
 
この制度資金のメリットは以下が挙げられます。

①担保や保証人がいらない
②据え置き期間が5年
③返済期間が12年間

この中で個人的に良いと感じたのは、据置期間が5年という点です。理由としては就農してすぐに安定した収入を得るのが難しい事と、作物によっては苗を植えた年に収入を得る事が出来ない作物があります。アスパラなんかは定植後3年目からが本格的に収穫できるようになりますので、2年間は大した収入になりませんから借入金額にもよりますが、返済が厳しくなりますしね。
ちなみに僕の場合は、ミニトマト栽培で就農しましたがどのぐらいの収入があるのか不安だったため、据置期間を2年間にしておきました。
 
計画書の重要性
 
今まで紹介してきた補助事業と同じ様に、この制度資金を借り入れるのにも計画書が必要になります。その中でも特に事業計画・収支計画は重要になります。
①事業計画
作物を栽培するにあたり必要な機械・施設の規格や価格、またそれらを導入するのにどんな補助事業を使うのか?自己資金か借入金かを細かく記載する。
②収支計画
年間の収入(農産物売上、期間外収入など)から経費(種苗代、出荷経費、光熱費、人件費など)を差し引いて、農業所得を算出する。そこから生活費(家賃、食費など)+所得税+償還額(年間の返済額)差引いた数字がプラスになっている事。実現可能な数字を算出する。※家計費については1人の場合は年間120万が目安だそうです。

と、こんな具合に書類を書き込んでいく訳です。ちなみに僕は②の収支計画を作成するのに結構時間が掛かりました。
 
申請は早目に!
 
僕が就農したのは平成25年の4月でしたが、この制度資金に申し込んだのは平成24年の10月中旬でした。それでも、農協の担当者からは「今から申請して4月にギリギリ間に合うかどうかだなぁ」と言われましたので、この制度資金を活用したいと考えている方は早目に申請を行った方が良いでしょう。
ただし、他の金融機関と同じ様に返済能力があるかどうかの審査がありまして、「申請=借入が出来る」訳でありませんので誤解の無いようにお願いします。詳しくは以下のURLから参照下さい!ではまた!
"https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/seinen.html"

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